施術を通して変化を実感してもらいたい。ヴァン・ベールの技術の最高峰「マイスター」になれた理由とは。

全国37ヶ所にエステティックサロン「ヴァン・ベール」を展開する株式会社ビ・メーク。ヴァン・ベールは1983年の創業以来、オールハンド中心の施術にこだわることで、多くのお客様に支持されてきました。2021年には技術やマネージメントのプロを目指して着実にステップアップできるよう、多彩なキャリアステージを創設。今回は技術のスペシャリストステージの最高位「マイスター」に認定されたヴァン・ベール下松店の國元沙織さんに語ってもらいました。

美容の仕事と「手に職」の両立を考え、エステティシャンへ!

――國元さんがエステティシャンになろうと思ったきっかけを教えてください。

昔から美容に興味があり、トータルビューティが学べる専門学校でエステティックやメイクについて学びました。卒業後はファッションにも関心があったので、一度はアパレル業界へ進みました。販売スタッフとして3年ほど働き、接客も好きだったのでそれなりに楽しかったんですが、将来のことを考えると、もっと手に職をつけたいと次第に思うようになって…。お客様と寄り添いながら、技術も身につけられる仕事は何か?と考えたとき、「エステティシャンになりたい!」と思い、ヴァン・ベールで働くことにしました。

――数あるエステティックサロンの中でもヴァン・ベールを選んだ理由は?

最初、ヴァン・ベールの運営会社である株式会社ビ・メークの本社が、私の地元でもある山口県だったことで親近感を感じました。それと同時に、山口県からスタートして全国展開している会社なら、きっと誠実で実力のある会社に違いないと思ったんです。そこで調べてみたら、手技の施術を大切にしていて、エステティシャンの資格保持率は80%と、業界でもトップクラスの実績もあって!「ここならエステティシャンとして着実にステップアップできる」と思ったことが入社を決めた理由です。

――國元さんは今年で入社16年目ということですが、そこに至るまで大変なこともありました?

私自身、専門学校でエステティックを学びましたが、入社時はほぼほぼ素人に近い状態でした。でも、当社は入社後すぐに、みっちり2ヶ月間かけてエステティシャンとしての基礎を習得する研修があるんです。基礎理論や技術、接客マナーはもちろん、エステティシャンとしての心構えなんかも学べるんですよ。その後もフォローアップとしての「セカンド研修」、さらなるステップアップを目指す「サード研修」が用意されているので、仕事を覚える点ではまったく苦労はなかったですね。

でも、最初の頃、施術のときはいつも緊張しっぱなしでした。人の肌に直接触れるという経験はなかなかないですからね(笑)。手技の際、加圧の加減に集中していたら、「リズム感が悪い」なんてお客様に注意されたこともあるんです。そんなときは先輩にモデルになっていただき、手の感覚を覚えるまで何度も繰り返して習得していきました。

技術の最高位ランクに昇格!目標があるからスキルが身に付く。

――「昨年はスペシャリストステージの最高位「マイスター」に認定されました!
全国で初めてマイスターに認定されたお気持ちを聞かせてください。

以前からサロン管理者を目指す「マネージメントステージ」という制度はあったんですが、2021年から技術のプロを目指す「スペシャリストステージ」が創設されたんです。サブトレーナーから始まり4段階でステップアップしてマイスターを目指すというもので、技術力・資格・キャリアで判定されます。

長年現場で培ってきた技術力をこうやって目に見える形で評価されることは本当にうれしいです!「マイスターになりたい!」といった明確な目標があるとモチベーションも高まりますし、会社がエステティシャンのプロを本気で育てようという心意気も感じられ、やる気にもつながりました。

――國元さんが技術を磨くために心がけていたことを教えてください。

私が一番意識しているのが、施術をとおしてお客様に変化を実感してもらうことです。お客様にリラックスしていただき、心地よいと思っていただくのはもちろん、お客様の肌質や脂肪・筋肉のつき方などを見極めた上で最適な手技を施すことを大事にしています。そのためには、多彩な手技を身につけることが大切です。施術ごとに、「体のラインが施術前よりキレイになった」「固かった部分が柔らかく解きほぐされた」など、お客様に納得いただける結果を出し、喜んでいただけるよう、日々努めています。

――後輩の方にはどんな指導をしているんですか?

まず「お客様の施術前後の変化」を意識して施術してほしいと話しますね。その上でそれぞれのエステティシャンに応じた細かな指導ができるよう心がけています。例えば、手のひらが肉薄の方なら「もう少しオイルを多めに使った方がお客様も心地いいんじゃない?」とか、手の大きさや手のひらが柔らかい・筋張っているなど個人差もあるので、そういったエステティシャンの適性もチェックして、一人ひとりに合った施術が行えるよう指導していますね。

ライフステージに合った働き方ができるから、長く、快適に働ける。

――サロンからとてもアットホームな雰囲気が伝わってきます。

「女性ばかりの職場だと、いろいろ面倒くさいんじゃない?」とかお客様に言われることもあるんですが(笑)、意外にみんなサバサバしているんで居心地がいいですよ。当社は産育休取得後の復帰が93%と高く、当店にも3人出産して復帰しているメンバーもいるぐらい働きやすい環境です。また、希望の勤務地・勤務時間帯が選べるので、例えば旦那さんの転勤で引越ししても別のサロンで働き続けることができたりと、ライフスタイルやライフステージに応じた働き方ができることも気に入っています。快適に働いていたら16年も経っていたって感じです(笑)。

――國元さんが目指す今後のビジョンを教えてください。

マイスターに認定されましたが、今後も技術を磨いていきたいし、後進の教育にも力をいれていきたいですね。今は20〜70代まで幅広いお客様にご来店いただいているんですが、どの年代の方にも信頼され、寄り添うことのできるエステティシャンでありたいと思っています。

 

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